格子細工

欧米語表記:lattice work

「格」には骨組み、あるいは方形に組み合わせるという意味があり、格子は狭義には細く長い材を縦横に間をあけて組んだものを指す。アラブのイスラーム建築においては日本の障子の桟のような格子細工は存在しない。透かし細工にする場合、小さな部品を組み合わせる組子細工(参照)やマシュラビーヤ(ロクロ細工)、あるいは石やスタッコを打ち抜く打ち抜き細工とすることが通例である。

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