ローダ島

欧米語表記:Roda Island アラビア語転写表記:Jazīrat al-Rawḍa

カイロ中心部のナイル川にある島。島の最南端には、ナイロメーター(ミクヤース・アンニール)があり、エジプトの農業にとって重要なナイル川の増減水の測量を行なっていた。また、アイユーブ朝末期には、この島にマムルーク軍団の兵舎が置かれたが、この兵舎出身のマムルーク軍団(バフリーヤ軍団)が、アイユーブ朝からマムルーク朝への政権移行の際の中核となり、バフリー・マムルーク朝(前期マムルーク朝)を建設した。

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