スルターン・カラーウーン(在位1279-90年)

欧米語表記:al-Manṣūr Qalāwūn (Mamluk Sultan) アラビア語転写表記:al-Sulṭān al-Malik al-Manṣūr Qalāwūn al-Ṣāliḥī

前期マムルーク朝第8代スルターン。スルターン・バイバルス1世の息子を退けて、自身がスルターンとなった。外部勢力との関係については、モンゴル軍に対しては専守防衛、十字軍に対しては積極的な攻勢を行なった。また、カイロのバイナル・カスラインに病院・マドラサ・廟からなる複合施設を建設した。

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