双頭の鷲で装飾された大理石片
サイト内固有ID: A001
- 帰属
- アミール・バイサリー
- 場所
- エジプト
- 時代
- マムルーク朝期, 13世紀(ヒジュラ暦7世紀)
- 素材
- 白大理石
- 所蔵場所
- イスラーム芸術博物館(エジプト)
- 所蔵番号
- 12752
- 所蔵館解説
- 双頭の鷲の模様は、ザンギー朝(1127–1251)時代の指導者の象徴であった。この模様は、イラク、アナトリア、東地中海沿岸地域に広がり、マムルーク朝期にはスルターン・カラーウーンとその側近によって使用された。
この装飾品においては、鷲の尻尾が水牛の頭に、翼の部分は複数の動物の頭になっている。 - 権利表示
- © Museum of Islamic Art
本サイトに掲載されているイスラーム芸術博物館所蔵品の画像は、同博物館の許諾を得て掲載しています。 - URL
- https://www.miaegypt.org/
- 補足解説
- 大英博物館に収蔵されているアミール・バイサリーの名を冠した香炉にも、おなじ双頭の鷲の模様がみられる。こちらの模様には、鷲以外の動物は入っていない。
- 所蔵場所
- 大英博物館
- 所蔵番号
- 1878,1230.682
- 場所
- エジプト, シリア
- 時代
- 1277–1279
- 解説
- 真鍮製の香炉。2つの半球が組み合わさった球形で、真鍮鋳物にピアスの装飾と銀の象嵌が施されており、マムルーク朝のアミールであるバドル・アッディーン・バイサリーの名前が記されている。
- 権利表示
- © The Trustees of the British Museum
- URL
- https://www.britishmuseum.org/collection/object/W_1878-1230-682