モスクランプ
サイト内固有ID: A017
- 帰属
- スルターン・ナースィル・ハサン
- 場所
- エジプト
- 時代
- マムルーク朝期、14世紀(ヒジュラ暦8世紀)
- 素材
- エナメルガラス
- 所蔵場所
- イスラーム芸術博物館(エジプト)
- 所蔵番号
- 280
- 所蔵館解説
- イスラーム芸術博物館は、世界最大のモスクランプのコレクションを所蔵している。その中でも、スルターン・ハサンのコレクションは最も重要なものである。この作品は、サラディン広場にある彼のモスクから持って来られた。この種のランプは、マムルーク朝期には最も重要な照明方式であった。一般的にモスクランプは、底部、球状の胴体、円柱状の口から構成される。そして、複数の色がつけられた幾何学的な図案や植物文様の装飾とともに、光章(スーラ・ヌール)から引用したクルアーンの章句、スルターンへの祈祷文や賞賛文で装飾される。また、鉄製のチェーンでランプを吊るすための二つの小さな取っ手がつけられている。これは、バランスを保ち、空間全体に光を届けるためのものである。
- 権利表示
- © Museum of Islamic Art
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